赤ちゃんの頃から癇癪(かんしゃく)・夜泣きが激しかった息子。
成長とともにキーっとなることも、泣くことも減って安心していたのですが、小学3年の2月から塾へ行き始め勉強時間が増えるにつれイライラすることが増えてきました。
しばらく様子を見ていたのですが落ち着くことはなく、イライラはどんどん激しくなり、問題が解けない時などは机を叩いたり、足で床をドンドンするように。
さらには「ちょっと気になる症状がある」と学校からも連絡が入り、身体にもイライラが原因であろう症状が出てきたので、先日漢方薬局へ相談に行ってきました。
イライラがひどく漢方薬局に相談
学校の先生からは「授業中、大声を出したり落ち着かない時がある」とのこと。
これまで学校の先生から連絡が入ったことはなかったので驚きとともにそこまで症状が進んでいたことに気付いてやれなかった自分に反省もあります。
児童精神科の受診も考え近所の病院を調べてみたところ、児童精神科の病院数が少ない&新規受付枠が少ないことが判明し、初診までに数ヶ月かかるということが判明。
夏休み中に何かできることがないか考えていたところ、偶然にも漢方薬局のポスター「受験のイライラに」のフレーズが目にとまり相談することにしました。
漢方薬局に相談に行くのはこれが初めてです。
薬剤師さんに「10歳の子が飲める漢方薬はありますか?」と尋ねたところ、「あります」との回答。
後日、息子を連れてお店を訪れ、息子から「どのような症状が出るのか?」「どんなことが辛いと感じるか?」を薬剤師さんに話してもらいました。
息子は自分でもイライラを抑えたいと思っていたようで、それに効く薬なら飲むと積極的でした。
2種類の漢方を飲み始める
処方された薬は2種類。
- 抑肝散加陳皮半夏(よくかんさんかちんぴはんげ)
- 能活精(のうかっせい)
くすりの効能については以下の関連リンクをご参照ください。

息子の場合は、東洋医学でいう「肝」と「腎」の機能を整える必要があるようで、この薬を処方してもらいました。
能活精は頭の換気扇と呼ばれているそうです。
抑肝散加陳皮半夏は一日3回食前に、能活精は夏休みの塾がある日だけ飲んでいます。
料金は10日分(能活精は6回分)で約4000円です(病院で診察を受け処方されたわけではないので保険適用外で全額自費です)
服用1週間後に変化が
抑肝散加陳皮半夏は粉薬で、能活精はカプセルです。
漢方なので息子も嫌がるかと思いましたが、苦味とかはとくに感じないようで飲み続けてくれています。
かつて息子は宇津救命丸を飲んでいたことがあり、最近も数週間ほど宇津救命丸の金粒(ゴールド)を飲んでいました。
宇津救命丸は小さい粒なので飲みやすく息子もとくに嫌がることはなかったのですが、1回に15粒飲まなくてはいけないのと、1箱105粒なので3日ほどでまた買わなくてはいけないのが難点でした。
漢方は数週間分まとめて処方してくれるので何度も買いに行く必要がなくなり助かっています。
そして服用から1週間後に少し変化がありました。
勉強していてもあまりイライラしなくなったのです。
イライラが完全になくなったわけではありませんが、落ち着いてきたことが明らかにわかるようになりました。
それと学習に対する姿勢が変わってきた気がします。
少しやる気が出てきた感じです。
息子本人も「ちょっと落ち着いてきた」と言うように。
息子からの感想がとても嬉しかったです。
体調を整えながら中学受験の勉強は継続
まだ飲み始めて数週間なのでこれからどうなっていくかは追って報告していきたいと思います。
学校でも様子がおかしいと連絡を受けた時、私たち夫婦は中学受験をやめさせようかと何度も話し合いました。
そして子どもにも無理はしないでいいよ。塾も辛いようだったらやめてもいいよ。と提案し話し合ったのですが、息子は中学受験と塾はやめたくないと言いました。
学校の先生にもそう言っていたそうです。
休養が一番の薬かなと思っていたのですが、本人の強い要望もあり塾は続けることにしました。
とはいえ、まだ小学4年生。本番までに2年半あるので今は少し体調を整えることを優先して過ごしていきたいと思います。
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