コロナと雨でお出かけもできず息子が暇そうにしていたので、スーパーに連れて行きました。
スーパーに行くのも立派な勉強
夏休み前の保護者会で社会の先生がこんなことを言ってました。
「どこかに行かなくてもスーパーで売っている物の産地を調べるだけでもいい経験となる」
なるほど~。
夏期講習の社会は北海道⇒東北⇒関東⇒中部⇒近畿⇒中国⇒四国⇒九州の順で産業や農業、気候について勉強しています。
北海道や中国に連れていったことがないため、息子に日高昆布や宍道湖のしじみと言葉で伝えても「日高?」「宍道湖?」と初めはよくわかっていないようでした。
そこで地図帳で場所を確認すると「あーここか!」とちょっと頭に入ってきた感じでしたが、島根県の湖で獲れるものは?と質問すると「・・・」となります。
記憶の定着をはかるためスーパーで実際に売っているものを見せることにしました。
身近なところにもおでかけスポットはある
まず最初に野菜売り場から。
キャベツが山積みされていて「産地調べてごらん」というと「群馬県」と答えが返ってきました。
「キャベツをたくさん作っているところはどこだっけ?」と聞くと「あ!嬬恋村だ」と理想的な答えが返ってきました。
よしよし。
続いてレタス。
中部地方の単元で「高冷地農業」を習ったのですが、問題でこの言葉が出てこなかったので、長野県産のレタスを使ってこれを教えました。
すると「なるほど、なるほど」と実際に現物を見た方が理解が深まっているようです。
その他、バナナやアボカドなど輸入されている果物をみて「輸入されているものも結構あるんだね」と感想を言ってました。
そろそろお肉や魚のコーナーへ移ろうかとした時、息子から「あ、桃やブドウが山梨産になってる。山梨は扇状地で果物作りが盛んなんだよね」と。
この言葉を聞いた時、保護者会で先生が「スーパーに連れて行き産地を確認するだけでもいい経験」と話していたことがよく理解できました。
本当にそう思いました。
遠くに連れて行かなくても身近なところでおでかけスポットはあるものですね。
シジミはこの日ありませんでしたが、また機会を見つけて連れて行きたいと思っています。
春夏秋冬の旬を親子で探してみるのもいいですね。
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